わが家で子どもたちにお金のことを教えた勉強会の第2回です。
今回のタイトルは「仕事ってなんだ?」です。
子どもたちに分かりやすいように「仕事ってなんだ?」と言っていますが、話の中身としては
- どんなことをしたらお金をもらうことができるのか
- 働いて得たお金とは結局なんなのか
- 仕事って結局なんなのか
の3つを話しました。わが家ではここまでを話してからお小遣い制度を導入しましたが、そちらについてはまた別の記事で。
前回の復習 お金ってなんだ?
どうしたらお金がもらえるの? ~需要と供給~
モノを買うにはお金がいる=モノを売ればお金がもらえる
売るのは「モノ」でも「サービス」でもいいのですが、とにかく人が「ほしいモノ」や「してほしいコト」を売る必要があって、必要とされていない「モノ」や「コト」は売れないですよね。
自分が売りたいモノ=供給、人がほしいモノ=需要 であり、需要のないモノはどんなに素晴らしいモノでも売れないということですね。
また、同じモノでも需要のあるタイミングなら売れるし、需要のないタイミングでは売れないということでもありますね。
わが家の場合はこの日の話が終わった後でお小遣い制度を開始しました。毎月もらえる定額制のお小遣いとは別に、お手伝いなどをしたときには別途「ママペイ」なる家庭内通貨を支給することにしました。ママペイは一定量ためると日本円に交換できるのですが、同じお手伝いをしてもタイミング次第ではママペイがもらえません。
例えばパパがコーヒーが飲みたいタイミングでコーヒーを淹れてくれたらママペイが支払われますが、そうでないタイミングならコーヒーは売れないわけです。
お金とは結局なんなのか
ひとが欲しい物やしてほしいことを提供することでお金がもらえるということは、お金とはひとの問題を解決してきた証拠です。問題をたくさん解決してくれた人は、ひとからたくさん信用されますよね。
お金を増やすためにはもっともっとたくさんの人の問題を解決して、もっともっとたくさんの人から信用してもらう必要があります。
だからお金持ちは強い力を持っているし、たくさんの人から信用されています。
たくさんの人に信用されている人の周りには、もっとたくさんの人が集まってきます。そうしたら強い力を使ってもっともっとたくさんの問題を解決して、お金持ちはもっとお金持ちになっていくわけですね。
仕事とはなんなのか
お仕事の目的はお金を稼ぐことですね。
それはつまりみんなが欲しい物を売ってあげたり、みんながほしいサービスを提供することです。
薬剤師であれば薬を販売したり、薬の正しい使い方を伝えることでお金をもらいます。
鍛冶屋さんであれば刃物や金物を販売したり、調子の悪くなってきた刃物や金物を直すことでお金をもらいます。
絵描きさんであればみんなが欲しがるような絵を描くことでお金をもらいます。
つまりお仕事とは、人の役に立つことです。
みなさんのおうちのお父さんやお母さんがどんな風に人の役に立っているか話しあってみるのも良いですよね。
おまけ
完全に余談になるのですけれど、「お仕事ツライ…」って感じることって多いですよね。
そんなときにオススメの曲を置いておきます。
なんのために仕事をしているのか分からないくらい嫌なことが続いたりしたときに聴くと、自分も何かの役に立てているんだということをちょっと思い出させてくれて元気が出てくる曲です。
今ではCDとして販売されていないみたいなのでYoutubeで聴くしかないのが残念。昔門谷純さんが路上ライブをしていたときに「100曲入りサポーターズCD」を買った自分を本当にほめてあげたい。同じCDの中にはもうちょっとパワフルに「給料上げて~よ~♪」なんて歌ってる曲も入ってます。
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