わが家では足し算引き算かけ算ができるようになったらお小遣いを開始しようということにしていました。
ムスコスが小学1年生になり九九を言えるようになったので、お金について少しずつ教え始めることにしました。年中だったムスメスには少し早かったかもしれませんが、やさしくかみ砕いて説明しました。
毎回の勉強会は子どもたちの集中が続くような短時間にとどめていますので、パワーポイントのスライド数枚分です。スライド画面と話した内容を公開していこうと思います。
今回の記事はわが家の第1回勉強会「お金ってなんだ?」で使った資料です。
大人が受ける勉強会でも同じことだと思いますが、一方的に資料を読み上げてもつまらないので、なるべくたくさん子どもたちにも考えを発言してもらうように進行すると楽しく参加してくれます。
子ども向け勉強会 「お金ってなんだ?」
第1回の勉強会は「そもそもお金ってなんだ?」というところです。
子どもたちも「物を買うにはお金が必要だ」ということくらいは認識していましたので、復習がてら勉強会というものに慣れてもらうような内容になっています。
「物を買うにはお金がかかる」
これは子どもたちにも分かっていると思います。
高い物を買うにはたくさんのお金が必要だし、安い物を買うには少しのお金でよいですよね。
ここでは例として100円のパックジュースと500円のトレカを挙げていますが、子どもたちが大体の値段を分かっているものをたくさん挙げてもらったりするのも楽しいと思います。
逆に子どもたちが知っているものを挙げて、いくらくらいするのか値段当てゲームをしてみるのも楽しいのではないでしょうか。
お金はそもそもどうして生まれたのでしょうか。
お金が生まれる前は、欲しい物を手に入れるためには自分が持っているものを差し出す「物々交換」をするしかなかったでしょうね。
皆さんの家の子どもたちだったら何をどれくらい差し出して、何を手に入れようとするのでしょうか。
でも自分の仕事によっては、差し出すものが一年中手元にあるとは限らないですよね。
差し出すものがあったとしても、持ち運ぶのがすごく大変なもの、例えば重い物や大きい物を取り扱っている人が、小さくて軽い物をほしいときにはどうしたらいいでしょう。
こんなときにお金があると便利だったということですね。金や銀、あるいは銅や貝殻のような持ち運びやすくてキレイだったものですとか、布や塩なんかがお金の代わりになった地域もあったみたいですね。ちなみに塩のことをラテン語で「サラリウム」といい、これが現代では給料を意味する「サラリー(salary)」の語源らしいです。
あなたの家だったら、どんなものがお金になるでしょうか。
お金で買えるのは、洋服やおもちゃのような形のある「モノ」だけではありませんよね。
勉強を教えてもらったり遠いところまで運んでもらうような、形のない「サービス」も交換の対象になります。
モノと違ってサービスは商品として認識しにくいので、最近どんなサービスを利用したのかを子どもたちに挙げてもらうのもいいと思います。
次回はパパやママのお給料の中身やお小遣い制度の話をしていきます。
参考資料
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日銀の子ども向けHP、にちぎんキッズ にて無料でダウンロードできるpdf冊子「お金ってなに?」でも今回の内容を漫画で学べます。
どちらもお金には①モノを交換する機能、②モノの価値を量る機能、③モノの価値を貯めておく機能があるんだということが分かりやすく紹介されています。
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